次のような自覚症状のある方には、胃カメラ検査をお勧めします。
- 胃のむかつき
- 胃の重苦しさ
- 吐き気・嘔吐
- 胸やけ
- 腹痛
- 胸のつまり感
- 黒色タール便
- 肝硬変と診断された
- ピロリ菌に感染していないか確認したい
- 胃がん・食道がんの既往歴
- 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の既往歴
- 顔色が悪い・貧血
- ダイエットをしていないのに
体重が減った - 胃がんになった親族がいる
- 胃のレントゲン検査で
「要精密検査」の診断を受けた
など
横浜線 鴨居駅
南口すぐ
胃カメラ検査では、内視鏡(胃カメラ)スコープを挿入して食道、胃、十二指腸の粘膜を直接観察し、炎症やポリープなどの病変を検知します。そのため、潰瘍やがんの早期発見に有効な検査と言えます。検査中に病変が見つかった際には、その場で組織を採取し病理検査に提出します。同時にピロリ菌感染の有無も調べることが可能です。胃カメラ検査を定期的に受けることにより、胃がんなどの病気の早期発見・早期治療が容易になります。
口から挿入するよりも苦痛や不快感が少なく、患者様の負担が少ない経鼻胃カメラ検査も行っています。
当院の胃カメラ検査は3種類に対応しています。それぞれメリット・デメリットがあり、ご自身に合った最適な検査をお選びいただければと思います。過去に胃カメラ検査で苦しい思いをした経験のある方には、鎮静剤の使用をお勧めします。検査中は起きていたい(検査中に画像を見たい)方や、鎮静剤の使用に不安がある方には鎮静剤を使用しない方法をお勧めします。その場合は、嘔吐のリスクを減らす経鼻内視鏡検査が推奨されます。
口から内視鏡スコープを挿入するため、挿入時に咽頭反射や不快感を伴うリスクがありますが、鎮静剤を使用することで軽減できます。鎮静剤を使用することにより、検査中の不安や緊張感が和らぎ、リラックスした状態で検査を受けることができます。痛みや不快感を感じることが少なく、検査時間を短縮できる場合もあります。
経口検査では、吐き気や不快感を伴う可能性があります。経鼻検査が不適応となる場合(鼻中隔の曲がりや鼻炎などがあり、鼻からの挿入が困難な場合など)は経口検査となりますが、当院では非常に細いスコープを使用し、患者様の負担を最小限に抑えるよう努めています。
鼻から内視鏡スコープを挿入するため、嘔吐反射や喉の不快感が生じにくいというメリットがあります。ただし、検査中に鼻腔が圧迫される感じを受ける可能性はあります。鼻腔が狭くスコープが入りにくい場合や鼻が痛む場合などは、すぐに経口検査に変更することも可能です。
胃カメラ検査で鎮静剤を投与された場合は、検査当日は自動車・自転車・バイクなどの運転は控えてください。また、検査終了後15分程度は個室の回復室で安静が必要です。
検査当日は車の運転も可能で、検査終了後の安静も必要ありません。
当院では、胃カメラ検査の際に鎮静剤を使用しますので、眠っている状態で苦痛なく検査を受けていただけます。リラックスして体に負担をかけずに、楽に検査を行えます。
当院では、口から内視鏡スコープを挿入する経口胃カメラ検査と、鼻から挿入する経鼻胃カメラ検査の両方を行っています。どちらの場合も非常に細いスコープを使用し、患者様の苦痛や負担を最小限に低減します。
嘔吐感を感じる部分にスコープが触れないため、吐き気や不快感がほとんどないのが特徴です。これまで胃カメラ検査でつらかった経験があるなど、苦手意識のある方にお勧めです。鎮静剤が不要な場合が多く、医師と会話しながら検査を受けることができます。
経鼻胃カメラ検査よりもスコープの光が明るく鮮明な画像が得られます。そのため、小さな病変も発見でき、病気の早期発見が可能になります。
当院では、胃カメラ検査にオリンパス社製の最新式内視鏡システム「EVIS X1」を使用しています。EVIS X1は、NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光法)、TXI、RDI、EDOF、拡大鏡などの最新技術を搭載し、従来よりも精度の高い検査が可能です。
異常なしとされた方への経過観察から、異常を指摘された方の診断、治療まで、幅広く対応することができます。
胃カメラ検査の精度は、検査を行う医師の技術や経験、使用する機器によって左右されます。古い検査機器を使用すると、小さな病変を見逃してしまうリスクにも繋がりますので、検査機器の性能は極めて重要です。
当院では、高い技術を持つ内視鏡専門医と最新の機器により、短時間で精度の高い検査を行うことが可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
初診当日に検査をご希望の場合、いくつかの条件を満たせば検査を受けることが可能です。食事制限など必要な条件に関しては、当院まで直接お問い合わせください。
鎮静剤を使用した場合は、検査後にストレッチャーでそのままお休みいただきます。
検査後、意識の覚醒が確認されるまでは安静が必要となります。
当院では、土曜日にも胃カメラ・大腸カメラ検査を行っています。お仕事の都合などで平日は忙しい方や、スケジュール調整が難しい方もご都合に合わせて検査をお受けいただけます。
当院では胃カメラ・大腸カメラ検査の同日受診が可能です。事前の食事制限や準備が1回で済むため、検査にかかる負担を大幅に軽減できます。忙しくてなかなか検査のために休みを取ることが難しいという方も、ぜひお気軽にご利用ください。
JR横浜線「鴨居駅」南口から徒歩1分、駅を出てすぐの便利な立地です。通勤やお出かけの途中でも気軽に立ち寄れる便利な場所にあり、鴨居駅をご利用の方はもちろん、周辺にお住まいの患者様にとっても通院しやすい環境となっています。
内視鏡検査に特化した専門施設として、一般外来から独立した専用棟を設けております。これにより、患者様がよりリラックスした環境で検査や治療に専念いただけるよう配慮しております。
胃がんは、初期には目立った自覚症状が現れない場合が大半です。病状が進行しても症状がなく、発見が遅れることも多い病気です。そのため、定期的な検査が胃がんの早期発見には必要と言えます。胃がんは、胃カメラ検査で早期発見が可能です。早期治療を受けることで、日常生活に支障をきたすことなく完治が期待できます。
40歳を過ぎると胃がんの発症リスクが高くなると言われています。そのため、40歳を過ぎたら定期的に胃カメラ検査を受けるようにしてください。
また、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、ピロリ菌陽性のご親族がいらっしゃる方は、40歳未満でも定期的な胃カメラ検査の受診が推奨されます。
1事前診察
胃カメラ検査をご希望の場合は、必ず事前にご予約ください。当院の窓口で直接ご予約いただくか、当院ホームページよりオンラインにてご予約ください。診察はししど内科クリニックにて行います。
2検査前日
検査前日は以下の点にご注意ください
3検査当日
4胃カメラ検査
検査室へ移動し、検査台で横になっていただきます。胃の動きを止める薬と必要に応じて鎮静剤を注射します。
検査自体は5~15分程度で終了します。ご希望の方は、モニターを見ながら医師と会話することも可能です。
5検査終了後
検査終了後は、しばらくお休みいただきます。気分が優れない場合や体調に異変を感じた場合は、すぐにスタッフや医師にお知らせください
6検査結果
後日、外来にて検査結果をお伝えします。ししど内科クリニックをご受診ください。
1割負担 | 3割負担 | |
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胃カメラ検査 | 約1,800円 | 約5,500円 |
胃カメラ検査 +病理検査 |
約3,000円 | 約9,000円 |
※検査費用の目安です。その他、診察代や処置費用が別途発生いたします。